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ASEAN-NAGOYA-CLUB活動記

2020年1月10日

ASEAN-NAGOYA-CLUB活動記2020年1月10日

先日、2020年初のASEAN名古屋クラブが開催されました。 今回講師をお願いしたのは、有限会社山本屋の青木裕典様です。山本屋は名古屋で味噌煮込みうどんを生み出し、名古屋のソウルフードにまで発展させた老舗飲食店です。 味噌煮込みうどんを通したSDGs活動などをご説明いただき、参加者は日本の文化に触れるとともに、未来へ向けた取り組みに共感していました。我々が感心したのは味噌煮込みうどんのハラル対応を進めたという点です。ハラル対応とは、食品の制限があるイスラム教徒でも食べられる食品として認められたものです。元々は青木様のお知り合いのムスリムが食べられるようにと改良をしたものですが、口コミで日本に住む外国人に広まり、年間で6千人のムスリムが訪れるようになったということです。これをきっかけにムスリムやベジタリアンの方も安心して食事ができる「フードダイバーシティ」に興味を持ち、新事業を開始。この事業ではフードロス削減の方法を模索するなど、SDGs活動をより活発にされています。講義後は、実際に山本屋の味噌煮込みうどんをごちそうになり、留学生にとっては、SDGsの具体的な取り組みを学ぶと共に日本の文化に直接触れる事の出来る貴重な場となりました。青木様のような取り組みが日本や世界で発展していくと良い社会が作れるのだと感じました。青木様、素晴らしいご講演、ありがとうございました。

※ASEAN-NAGOYA-CLUBでは、ASEAN出身の留学生に日本の文化やビジネスなどを紹介することで、真の知日派を増やし、今後の国際協力の礎を作る活動をしています。