2019年10月24日、ANCグループはガジャ・マダ大学とのMoUを締結することが出来ました。 ガジャ・マダ大学はインドネシア国内でTOPクラスの国立大学で、全国から集まった優秀な学生が在籍し、日々研究を行っています。現在インドネシア大統領を務めるジョコ・ウィドド氏もガジャ・マダ大学の出身です。 今回のMoUはガジャ・マダ大学学長Panut Mulyono氏、（株）ANCジャパン会長小里孝氏、同社長松久久也氏の署名を持って取り交わされました。このMoUにより、ガジャ・マダ大学におけるキャリア情報の開発と、ANCにおける求人プログラムの開発が決定しました。また、これらの活動を定期的に報告し、相互に推進していくことも確認されました。 これまで、インドネシアの学生は日本での就職を考えていても、どのように活動をすれば良いのか、どこへ相談すれば良いのかわからな状況でしたが、今回の締結により、そういった問題が解決され、インドネシアの優秀な人材が日本に来やすくなります。日本の企業としては、優秀な外国人材を採用したいと考えたとき、ガジャ・マダ大学のようなTOPクラスの学生と面接をするチャンスが拡大したと考えられます。ANCグループは日本での就職希望を持つ学生の情報を、大学を通じてANCグループが保有できるため、より優秀な人材を日本企業にご紹介することができるようになりました。

実は、今回のMoU締結に先駆けて、ANCによる寄付講座が7月よりスタートしていました。この寄付講座では日本語の授業はもちろんの事、日本の文化やビジネスマナーなどを教えており、日本での就職を目指している学生を多方面からサポートする役割があります。現在は約20名の学生が、この講座を受講し、日本での就職を目指しています。彼らは7月から日本語の勉強を開始し、すでにある程度の会話を日本語で交わすことが出来るようになっています。数か月後には、日本での生活も問題ないレベルにまで達するでしょう。 　彼らは異口同音に、「日本に行きたい」と言います。彼らにとって日本はアジアのリーダーであるからです。日本の戦後の目覚ましい発展と、インドネシアの近年の発展は似ている部分がありあます。インドネシアの人々は、自分達の国の未来に現在の日本を重ねているのです。我々も今回のMoU締結を一つの足掛かりとして、インドネシアの学生、大学への支援活動を進展させていこうと考えています。

ANCグループでは、ASEANの人材を日本の企業に紹介しております。また、海外進出の支援なども可能です。ご興味がございましたら、是非ご連絡ください。